あめをかむ癖のある人注意!顎関節症予備軍かも

顎関節症と聞くと関係ないと考えている人は多いでしょう。

文字からするとあごの関節に炎症が起きると書くので別に痛みを感じないと気づきにくい事は確かにあります。但し、顎関節症になりやすい人やかかりかけている人は何気ないしぐさに特徴のある行動を取ります。

例えばパソコンやスマホを操作していると口寂しくてあめをなめたとするとあめ玉が小さくなる前に奥歯で無意識にガリガリと噛んでいる癖や集中して何かの仕事をこなしている時に奥歯をかみしめている事を経験した事ありませんか。無意識にやっている癖と言うのは日常でも頻繁に繰り返して行動している可能性があります。寝ている時にはまさに無意識なので明け方ガリガリと歯ぎしりしている事があるかもしれません。

実は無意識に口を開けた状態でいる事が本来の姿です。表から見ると唇を閉じているので上歯と下歯の間に隙間を作っているかどうかは周りからは気づかれる事はありません。ですからあごは常にリラックスした状態です。

しかし、歯を食いしばる動作を続けているとあごの緊張が続いてしまうので関節はいずれ炎症をおこしてしまいます。体中の関節は構造上、関節包と呼ばれているフクロに覆われていてしかも靭帯や筋肉で関節が勝手に移動しない様に工夫されています。

しかし顎関節だけは回りを筋肉だけで覆われているだけなので無理な筋肉の動きで外れそうになったりします。日頃からあまり大きな口を開ける習慣が無いといざと言う時食べ物を口する前にあごに痛みを感じする事があるのはそのためです。

例えば日常で口を開く時にあごから「バキッ」という音が出てくる場合があります。痛みを感じる場合と感じない場合がありますがこの症状が出ている時には顎関節症を疑ってみる必要があります。このまま症状が進んでいくと朝食時で口を開く度に顎から音が出るようになります。そして口が開きづらくなり話辛くなって来た時には両あごは熱く炎症を起こしている事がわかるようになります。

こうなる前に自身での予防法があります。これは現在顎関節症に罹っているかを確認するのにも役立つ方法です。お風呂に入っている間は筋肉の緊張が緩むので出来ればお湯に浸かってリラックスしている間に行います。口を開き自分の指を人差し指から薬指まで3本縦に口に入れてみましょう。第一関節まで充分ですが、3センチ位まで口が開く事になります。これが充分口に縦に入れば顎関節症ではありません。しかし入らなくても繰り返している内に口が開くようになり症状を緩和出来ます。

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